活動報告

仕事づくり研究会(AICL)6月22日

エネルギー分野での仕事創出の可能性

北斗の小川氏(奥右)が自社事業について報告

循環型社会の創出

AICL(アイクル・仕事づくり研究会)6月例会では、まず先月に行われた中同協地球環境委員会・企業連携推進連絡会の報告が鳥越豊代表より行われました。

続いて、国立環境研究所の江守正多研究室長より、「地球温暖化問題のリスクと人類の選択」と題する講演をいただきました。

江守氏は、CO2などの温室効果ガス等の影響によって無対策であれば100年後には地球の平均気温が3~5度上昇し、異常気象・海面上昇・食糧不足・生態系破壊等のリスクが大きくなることを紹介しました。一方で、社会の大転換が起こり、省エネ・再生可能エネルギーへのシフト等が革新的に起これば、気温を現状程度に抑えられる可能性があることも示し、エネルギー分野などで新しい仕事が生み出される可能性も大きいことが示唆されました。

AICLメンバーからは、北斗の小川康則氏が報告しました。同社はリフォーム・エクステリアを主事業としていますが、小川氏は経営理念「幸せの循環」に基づき、世の役に立つことなら柔軟に多様な分野を開拓しています。超高齢社会の日本の将来を見越し、介護施設事業を始め、社業の発展と地域社会への貢献を結びつけた展開をしていることが報告されました。