活動報告

名古屋市条例推進協議会(11月3日)

地域の魅力を発信
~第4回こどもおしごと体験

82ブースが出展した吹上ホール

92社が82ブースを出展

今年度で4回目を数える「こどもおしごと体験」が、11月3日の文化の日に、千種区の吹上ホールで開催されました。

この「こどもおしごと体験」は、「地域とともに歩む中小企業」を実践するため、3年前に名古屋第2支部の取り組みとして始まり、今年度は名古屋市条例推進協議会が母体となって名古屋市内の5つの支部を巻き込んで開催。会員企業92社が82ブースを出展しました。

当日は、事前予約に当選した、午前・午後それぞれ750人の小学生がブースで「おしごと」を体験。文字組をして豆本を作る体験や、自分で巻いたバネでおもちゃを飛ばす、配管をつないで実際に水を通す、リフトを動かしてトラックに段ボール箱を積み込むなどの体験をし、参加した子供たちは目を輝かせて取り組んでいました。

経営者としての気づき

この行事は、単なる「子供向けのイベント」として開催しているのではありません。まず、そこに出展する企業が「仕事を通して、子供たちに自社の何を伝えたいのか」をしっかりと考え、社員とともに準備する過程を通して、経営者としての気づきも大切にしています。

世の中にこんなに多くの仕事があること、それを担う中小企業が経済を支え、そこで働く人が地域を支えていること、今は支えられている子供たちが将来大人になったときは支える立場に変わること、などをこの「体験」を通して知っていただき、中小企業をより身近に感じてもらえることを願っています。