ニューノーマル時代を勝ち抜くサービス業の切り口
2017年よりスタート
「サービス産業の生産性向上に向けた勉強会」は、東海財務局が中心となり、2017年2月より始まりました。愛知同友会も会としてその準備段階から経営支援機関と共に参画しています。また学習会や意見交換会にはサービス業の会員企業の皆さんにも参加していただいています。
今回は、「ニューノーマル時代を勝ち抜くサービス業の切り口」をテーマに、勉強会がオンラインで開催されました。同テーマで中小機構中小企業チーフアドバイザーの道家睦明氏が講演、事例報告として「円頓寺商店街『なごのや』の取り組み」を円頓寺商店街振興組合理事長で(株)ツーリズムデザイナーズの田尾大介氏より報告いただきました。
サービス業会員2社が取り組みを報告
その後、第2部としてコアメンバーによる意見交換会が東海財務局内で行われ、勉強会の講師、支援機関、金融機関、中部経済産業局、東海財務局の皆さんや愛知同友会事務局が参加しました。
愛知同友会からサービス業の2社、(株)浜木綿の林永芳氏と(株)ハーモニィの大山拳臥氏が参加。飲食業の林氏からは顧客ニーズの変化が、総合ITサービス業の大山氏からは見えない「密」を可視化するCO2ウォッチャーの開発の取り組みが報告されました。
生産性の問題は企業にとっては永遠の課題です。付加価値を拡大できる新たなサービスの創出について、産業界(中小企業)と行政、金融機関が連携して新たな切り口を見出していく機会となりました。