活動報告

総務・情報部門(8月8日)

デザイン的思考と活用
~DX学習会を開催

谷口 正博氏
愛知東邦大学准教授・(株)デンキトンボ取締役

「病院内を清潔に保っている」ことをデザインで示す

総務・情報部門主催のDX(デジタルトランスフォーメーション)学習会が開催され、愛知東邦大学准教授の谷口正博氏を講師に迎えて、理事・広報部員など31名が参加しました。

「よいデザイン」とは

谷口氏はまず、デザインとデザイン的思考について言及します。デザインとは利用者の目的を実現するための手段であり、社会・文化を発展させる力を持っていること。その目的とは誰かの生活を真に豊かにすることであり、それを達成しているのが「よいデザイン」であると指摘。クラウドサービスやAR・VRなど、現在の先進的な製品やサービスは、理想とする「目的」を技術が実現につなげており、また先端技術だけでなく、伝統的要素や日常生活でもデザインがイノベーションを実現していると谷口氏はいいます。

その場で話す以上の効果が

また、実務的なDX例としてクラウドサービスの活用と、先進的なビデオ会議ツールを紹介。これらの活用により、その場で話し伝えること以上のコミュニケーション効果を生み出し、効率化のみならず創造的な活動が可能になることを示しました。