働くことを通して人間的成長
~大学生が2週間の就業研修
キックオフ 8月23日
修了式 9月3日
コロナ禍での対面開催に向けて
同友会では1998年より大学生のインターンシップに取り組んでおり、2週間の就業研修を通して「働くことの意義」や「中小企業の魅力」を伝えています。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止しましたが、今年は感染対策をした上で、各企業での対面実施をめざして準備を進めてきました。
研修の途中で愛知県に緊急事態宣言が発出され、一部の企業ではインターンシップの中止を余儀なくされました。しかし、オンラインへの切り替えや延期など、各企業が今できる研修の形を模索し、会員企業31社と同友会事務局で、69名の学生が2週間の研修に臨みました。
学生と企業双方の学びの場
初日のキックオフセミナーでは、企業・大学・学生の総勢123名がオンラインで集いました。基調報告として高瀬喜照会長(高瀬金型・代表取締役)が登壇し、「世の中の主役である若い人たちが成長していくことが何よりうれしい」と学生への期待を語りました。また、2019年度に研修に参加した学生2名からもインターンシップの経験や学びが語られ、グループ討論にて各々が2週間の研修の目標を設定しました。
最終日の修了式では、企業・大学・各社での研修を終えた学生が再びオンラインで集いました。代表としてJTとイガラシ金型製作所のそれぞれで研修した学生と各経営者が報告。学生からは「当たり前と思っていた考え方が変わった」「課題に対して誰もが意見を言える風土があると感じた」などの学びが語られ、経営者からは「社員の成長を実感した」「社員に任せきれていない自分に気づいた」などの体験が語られました。
学生たちの晴れ晴れとした表情から、各々の2週間の成長がうかがえました。
2021インターンシップ研修風景
※PDFファイルでご覧いただけます。