同友会の活動

愛知中小企業家同友会の活動とサポート体制

同友会は、異業種の経営者の集まりです。同じ経営者から学び、自社で実践することで新しい時代に適応できる企業革新が生まれ、経営者自身も自己変革を達成します。愛知県下では、会員が地元の支部や地区に分かれ、例会などさまざまな場で日々学び続けています。

主な活動

地区例会

会員経営者による経営体験報告を中心に、専門分野の講師による勉強会もまじえ、会員にとって最も身近な学び・交流の場となっています。

支部活動・行事

地区では対応できない会員の要望に応える活動をしています。大規模な講演会やテーマ別に募集する研究会を主催し、会員間の交流を進めています。

地区内小グループ活動

地区内では毎月の例会のほか、会員を数名ずつに分けてグループ活動も行っています。経営の悩みを率直に話しあい、励ましあう場でもあります。

委員会・部会活動

専門的課題を継続的に追求することで、中小企業の経営問題の解決をめざしています。実践活動を総括し、全会員に還元する同友会運動のスタッフ集団です。

あいち経営フォーラム

毎年秋に、全県研究集会として「あいち経営フォーラム」を開催しています。自社を取り巻く経済や社会の変化にどう対応していくのかを徹底的に討議し、仲間の知恵や実践からヒントを得て、経営課題の解決や先の見通しにつなげます。

全国行事

毎年、全国総会(7月)、青年経営者全国交流会(9月)、中小企業問題全国研究集会(2月)の三大行事が開催されます。各都道府県の同友会が持ち回りで設営を担当し、20前後の分科会に1000名前後の中小企業経営者が参加し、感動的な学びあいとふれあいが行われています。

サポート体制

経営指針づくり

経営指針(理念・方針・計画)の作成・点検・実践について、特定の手法に固執せず、企業の実例から学びあい、それぞれの企業の実情に応じた指針づくりを進めています。

経営相談

会員には、法律・税務・労務・特許などの専門家をはじめ、様々な経験を積んだ方がいます。事務局を窓口として、必ず解決の糸口がつかめるのが同友会の経営相談です。

社員教育

単なるハウツー的技法でなく、生きること・働くことの考え方を深め、マクロ的な大局観を養うことに重点をおき、社員と「共に育ち、共に学ぶ」精神で取り組んでいます。

共同求人

中小企業の社会的役割を広くPRし、労働条件の改善、企業ビジョンの確立など若者が集る企業づくりを進めています。(合同企業説明会、企業展、学校訪問、懇談会、etc)

〈関連団体〉

愛知県中小企業研究財団

同友会員の要望に基づいて、学者・研究者の協力を得て中小企業に役立つ研究を行い、年に数回の研究発表・小冊子の発行を行っています。

愛知同友会協同組合

同友会員が協同して事業活動をしています。現在は「団体傷害保険」「PL保険」「自動車保険」など団体取り扱いの保険事業を中心に、会員なら誰でも参加でき、数のメリットで経営に実利をもたらしています。

中小企業家同友会全国協議会(中同協)

全国の同友会による協議体として、国の政策に対する要望の提出、経営指針や労使見解の発表、全国行事、国際交流、全国の運動の到達点の解明など多面的な活動を行っています。
http://www.doyu.jp/

同友会活動への参加のしかた

同友会の活動は会員の自主的な参加によって支えられ、お互いの積極的な参加が会の魅力をつくりだしています。地区例会・支部行事を基本としながら、グループ活動や県・全国単位の催しにもご参加ください。その参加の蓄積が中小企業の経営上のヒント、経営能力向上、経営体質強化を目指す糧となることでしょう。

入会のおすすめ

同友会の存在と独自の役割は近年、各方面から評価を受け、大きな期待が寄せられています。同友会では、「会員は辞書の1ページ」といわれ、中小企業家1人が増えることで、さらに活動が広がり、深まって、企業の発展につながるでしょう。 同友会は、考え方や、社会的立場、業種、企業規模にとらわれず、中小企業家(もしくはこれに準ずる方)で会の主旨に賛同される方であればどなたでもご入会できます。みなさまのご入会を心より期待し、歓迎いたします。