活動報告

地区会計研修会(1月30日)

財政活動を学ぼう ~40地区70名が集う

地区会計の役割を語る石黒氏

地区会計の役割を語る石黒氏

地区会計は「地区の三役」

愛知同友会では、地区会計を、地区活動を財政面から支える地区の3役の1人として位置づけています。研修会では、新年度の地区会長と会計が集まり、財政指針と地区運営費の基本的な考え方を共有しました。

最初に、財務部の石黒俊朗氏が「財政活動の手引き」を基に報告。県全体の収支における地区運営費の位置づけや基準、予算編成までの流れ、予算配分の数値指針など考え方を説明し、「会員は、同友会運動の主体者として、経営者の学びを永続する視点で、財政全体のバランスを考えよう」と締めくくりました。

苦しいときこそ参加できる地区に

次に、名東地区会長の遠藤修市氏と岡崎地区会長の大竹裕治氏が、地区活動の歴史や教訓、めざすあり方を報告しました。両名は、自社のことを話せる仲間づくり、苦しいときこそ参加できる地区例会をめざし、その結果、例会の参加費は無料となっています。

グループ討論では各地区の現状を交流し、2015年度の地区活動づくりにどうつなげるかを話し合いました。

まとめでは財務部長の加藤昌之氏が、「愛知同友会全体を財政面から見ると地区間格差がある。例会参加費の無料化をめざし、自社ならどうするかという視点で皆さんと一緒に考えていきたい」とし、単なる節約ではなく、同友会とは、地区とは、役員のあり方とはなど、地区でも議論してほしいと提起しました。