活動報告

共同求人委員会(9月7日・8日)

学生の就職相談に親身に応える

~85社が参加、学生317名が来場

企業ブースで学生に魅力を語る

企業ブースで学生に魅力を語る

中小企業の魅力を発信

今年度第2回目の合同企業説明会が、会員企業85社の出展で開催されました。当日はあいにくの雨の中、317名の学生が来場。6月に開催した第1回と合わせ、4日間でのべ711名の学生が来場しました。

事前には会員が分担して各学校を訪問し、中小企業で働く魅力を伝えてきました。大企業の旺盛な採用、就職活動の後ろ倒しの影響から、様々な企業説明会が参加者数を大幅に減少させる中、健闘しているといえます。

「社長に会える」を魅力としている説明会らしく、各ブースでは経営者自らが将来ビジョンや、入社後の期待を学生に熱心に語ります。同席している社員からも、自分がこの会社を選んだ理由、自身の働きがいなどを生き生きと話し、各社の魅力を発信。さらに自社だけでなく、その学生の希望や関心に沿う企業を紹介し合ったり、会員経営者が「なんでも相談員」として悩んでいる学生に声をかけアドバイスするなど、同友会らしくお互いが連携し、学生の就職活動に親身に相談にのる説明会となりました。

地元企業にこそ「宝」

学生からは、「様々な企業の方が就活の相談にのってくれたり、お勧めの企業を教えてくれたりと、安心してたくさんの企業を見ることができた」「将来のビジョンを持つことが重要で、自分の考え、行動する力が必要だと気付いた」「地元企業にこそ宝が多いと思った」などの感想があり、中小企業の魅力に触れ、視野の広がる機会となったことがうかがえます。

今年は選考過程や内定の辞退が相次ぎ、企業にとっては長期化の様相です。各社では改めて自社の魅力をしっかり伝え、未来の担い手の採用に向けて取り組んでいくことが望まれます。