活動報告

東三河支部例会(2月23日)

新たな船出 ~自社分析からの経営改善

安田 仁氏  (株)清須ライスセンター

自社の取り組みを語る安田氏

自社の取り組みを語る安田氏

失敗を成長の糧に

2月度東三河支部例会は、「新たな船出~自社分析からの経営改善」というテーマで清須ライスセンターの安田仁氏に報告いただきました。

安田氏は、事業の方向性や経営に悩んでいた時に同友会を紹介され、入会をきっかけに自社が変わっていった経緯を報告しました。入会時に安田氏は、「農家ではなく農業をやりたい」と宣言します。これは、「作ったものを売れる値段で売れれば良いという受け身の姿勢ではなく、作りたいものを売っていきたい。個人事業から企業へと成長していきたい」との思いからの発言であり、皆からは色々なアドバイスをもらえました。

その後、どんぶり勘定からの脱却や、農家自身での販路拡大、法人化の取り組み、6次産業化にまでチャレンジしたことが語られました。米粉のドーナツ等を開発して販売した際は、なかなか思うように売れず、作りたいものを作っただけでターゲットを定めていなかったことや、お客のニーズの調査不足等、自社分析が十分でなかったことに気づかされたといいます。

最後に「今後は経営理念に基づいて自社分析をし、経営計画を立てていきたい」と意気込みが語られ、締めくくりとされました。