活動報告

東三河支部例会(10月21日)

地域と共に歩む
~よい地域・会社を目指して

和田 勝氏  (株)トータル・サポート 瀬戸
吉田 令氏  (有)よしだ建設

行政、他団体等からも34名が参加

行政、他団体等からも34名が参加

自主・自立の運動

10月度東三河支部例会は、4年連続の地域学習例会となり、総勢108名の参加で行われました。また「国民や地域と共に歩む中小企業」という同友会理念の観点から、行政、他団体、学校関係者、金融機関から34名のご参加をいただきました。

「地域と共に歩む」と題して、トータル・サポート 瀬戸の和田勝氏と、よしだ建設の吉田令氏にそれぞれ報告いただきました。

和田氏からは、同友会の政策運動の歴史をお話しいただきました。2001年の金融アセス運動を例にとり、同友会の中小企業運動は同友会理念に基づく自主・自立の運動であり、自ら提案をし、自らの企業経営にも同時に問題提起を行う運動であることが紹介されました。

吉田氏からは地域と共に歩む実践報告として、「こどもおしごと体験」の取り組みが語られました。これは、地域の子どもと親に対する「中小企業への理解」の向上と、将来に向けた「中小企業の雇用問題や人材育成の解決」に貢献する活動であり、将来的に地元中小企業への就業や起業を促すことが目的であることが紹介されました。

地域で手を取り合う

グループ討論では、行政、他団体、学校関係者、金融機関、中小企業家それぞれの立場で「よい会社、よい地域社会とは」を討議しました。地元金融機関からは中小企業に対する期待が語られ、学校関係者からは地域雇用の受け皿としての期待が出されました。そして行政の方々にも、同友会会員が日々どのように企業経営に向き合っているかを感じ取っていただけたのではないかと思います。

よい地域の視点では、市町村ごとの特徴や課題が出され、各地域で皆が手を取り協力し合うことの重要性を確認できた例会となりました。