「Vision」を語ろう
~環境が大きく変化する時代の考え方
加藤 三基男氏 サン食品(株)
柔軟な発想と行動力
南尾張支部の1月合同例会は、全地区より110名の参加表明をいただき、「『Vision』を語ろう~環境が大きく変化する時代の考え方」と題して、サン食品の加藤三基男氏(名古屋第5支部長)に報告いただきました。
当日は雪が降り、時間を短縮しての開催となったことは残念ですが、それ以上にこの雪の中で参加できたからこそ持ち帰るものも大きく、学びある内容と、一体感のある、新春例会にふさわしい良い時間を過ごせました。
報告の中には「収穫加速の法則」「シンギュラリティ」など聞き慣れない言葉も出てきましたが、いずれにしても時代が大きく変わる中で、考え方を少しでも変えていかないと、時代の変化に会社が取り残されてしまうという危機感を持ちました。
ニーズとウォンツ
加藤氏も原料高騰に苦しみ、会社の危機が訪れる中で、世の中の「ニーズとウォンツ」を徹底的に考え、ビジョンを大きく転換して時代のニーズに合った戦略を立て、リスクを最小限にして行動を早くしていくという話をされました。全てが我が事として参考になる内容でした。
私も改めて、自社の「ニーズとウォンツ」を徹底的に見直す作業を行うとともに、新しい時代に向けた挑戦を始めることができました。今頑張ってくれている社員を大切にしたうえで、リスクを抑えた新しい挑戦を行動的に行っていきたいと思いました。
(有)中兵 山本 敏弘