活動報告

南尾張支部合同例会「選ばれる企業になるために」(7月20日)

若者の声を聞き、改善する

Web例会

三井 哲司氏  (株)三井酢店
石田 隆城氏  学校法人名古屋石田学園 星城大学
佐藤 昌彦氏  学校法人名古屋石田学園 星城大学

学生の本音を知り経営に活かす

7月20日にオンラインにて南尾張支部合同例会が開催され、ゲスト1名を含む107名が参加しました。

「選ばれる企業になるために」をテーマに、三井酢店の三井哲司氏(知多北部地区)、星城大学・副学長の石田隆城氏(同)、星城大学・キャリア支援課の佐藤昌彦氏(会外)の3氏に報告していただきました。

石田氏と佐藤氏からは、事前に行われた星城大学3年・4年の学生へのインタビューを基に、同大学の学生の本音から就業感、企業選びのポイント、地域(地元)への就職についての考え、中小企業に対する認知度や要望、就職状況や実態、傾向が解説されました。また、自社の魅力(強み)をうまく発信し、数多くの学生が応募してくる三井酢店の三井氏には、実践報告をしていただきました。

自社の魅力を語る三井氏(右)

「良い会社」の実現を目指す

今回伝えられた学生の意見からは、自身の将来をしっかりと考えているという印象を受けました。就職先として選ぶ条件も、収入面より、働きやすい環境や良い雰囲気の会社、やりたいと思うことができる会社かどうかを重視するという意見が多かったのは、意外でした。ただ、地域の中小企業のことはあまり知られていないのが現状です。

三井氏からは、自社の魅力や強み(社員との関わり)を活かして経営指針・採用・共育の「三位一体経営」をしていることが報告され、こうした取り組みが学生にも伝わり、応募に繋がっていくと思いました。

同友会には良い企業が数多くあります。自社の魅力や強みを理解し、うまく発信していけば、若者に就職先として選ばれる企業、地域にも必要とされる企業、同友会3つの目的の1つである「良い会社」を実現していけるのではないかと思います。

(株)welf villa 岩橋 範明