活動報告

どうゆうき

▼第21回あいち経営フォーラムが3年ぶりに対面開催にて行われ、「これぞフォーラム」と実感した方も多かったのではないでしょうか。今年はメインテーマを「同友会の目指す『人間尊重経営』で、地域と共に歩む自立型企業に」、サブテーマを「全会員が一歩踏み出し、私たちの手で地域・未来を創造しよう」とし、約910名の参加がありました

▼基調講演では、岡山同友会代表理事でマスカット薬局の高橋正志社長より「『人間尊重の経営』の実践こそ組織のイノベーション」というテーマでご講演いただきました。今でこそ岡山県内を広くカバーする店舗数を誇る同社ですが、高橋氏は創業社長として社内問題に直面し、同友会の学びで大きく舵を切り直されました。そして岡山同友会にて障害者問題委員会を立ち上げ、「人を生かす経営」を追究し続けています。外部環境に影響されない、地域に欠かせない企業であり続けることを目指す高橋氏のお話からは、過去の延長線上に未来はないという強い信念を感じました

▼今回は企業変革支援プログラムの5つのメインテーマに沿って11の分科会を立ち上げました。5年先、10年先の各社の経営課題を明確にし、解決する糸口が見つけられたのではないでしょうか

▼来年は「第22回障害者問題全国交流会in愛知」を開催します。今回の高橋氏の基調講演は、まさにそれへの橋渡し。皆さんの意識も高まってきたことと期待しています。その会合に集中するため、来年のフォーラムは休止します。2年後にまたお会いしましょう。

フォーラム実行委員長  三井 哲司