激動の変化を乗り切るチカラ
～同友会と社業は不離一体
青野 徹氏 （株）ハンズコーポレーション
同友会に入会し、経営理念「人をつなぐ、企業をつなぐ、世界をつなぐ～新しい価値創造で未来を創る」を掲げて事業活動をしているハンズコーポレーションの青野徹氏を報告者に迎え、西尾張支部経営者の集い（増強例会）を開催しました。ゲスト参加は１０名でした。
選手からトレーナーの道へ
青野氏は学生時代、スポーツでオリンピックに出場したいと考えながらも、怪我が相次ぎ、やむを得ず断念。高校卒業後、就職するも働きすぎから倒れてしまいます。転機となったのは友人の結婚式にて、「有言実行するのが青野」と言われたことを思い出し、カイロプラクティックの学校へ通うため、単身で名古屋に学びに来ます。
在籍中、ハンズコーポレーションへアルバイトとして入社するも、お客が来ないことを笑いながら話す社員に不満を抱き、２週間で退職を申し出ます。そこで当時の社長から好きにやってよいと言われ、仲間と共に立て直しを図るべく営業活動を始めます。
経営理念の実現を目指して
営業活動を始め、順調に店舗を増やしていき、青野氏は取締役に就任します。がむしゃらに働いていたところ、知り合いの経営者から「仲間がいないだろう」と同友会へ誘われ、入会。役をきっかけに同友会の魅力に触れ、様々な先輩会員にお世話になり、本腰を入れて会活動に参加するようになったといいます。
コロナ禍で濃厚接触業である同社は打撃を受けました。しかしながら、様々な施策を活用し、ＥＣ販売を手掛けたり、ＤＸにも取り組んだりしているのは、同友会で学び、すぐに実践しているからだと語る青野氏。現在はフリースクール事業も展開し、地域の若者を社会に帰す活動を、共感してくれる多くの人々と一緒に進めています。
これも全て経営理念にある「つなぐ」「未来を創る」ことにつながっていると語る青野氏。「この激動の時代を乗り切るためにも同友会の仲間と共に学び、実践していきましょう」と呼びかけ、報告を締めくくりました。
