活動報告

広報部会(12月5日)

地域の未来を創造
~尾張地域3支部の取材発表

尾張の各地域で活躍する企業を取材

人を育て、会社も育つ

12月度広報部会では「同友会らしい地域企業」をテーマに企業取材の発表が、次の3支部より行われました。

東尾張支部の取材先は、モスバーガーや保育園、運動スタジオなど幅広い事業を展開するモア・フーズ(長谷川久幸氏)です。同社は「人・店づくりで笑顔をつなぐ」という経営理念のもと、農業体験をはじめ地域に根差した様々な活動に取り組んでいます。発表は、同社の活動が人を育て、会社も育ち、育った会社が地域を構成していくことを目指すものであり、まさに2022年ビジョンが掲げる「地域未来創造企業」を体現する経営を実践していることが伝わるものでした。

西尾張支部の取材先、ジャストメディクス(都築健氏)は一宮市内でくすのき薬局グループを展開しています。同社は処方薬の販売にとどまらず、電話サポートをはじめ、処方後のフォローも熱心に行っています。同社が大切にしていることは、お客様はもちろん、社員や関わる全ての人が幸せになること。たくさんの「ありがとう」を集める、地域になくてはならない会社である同社の魅力が伝わってくる発表でした。

「知産地笑」を掲げて

南尾張支部の取材先は、野菜・果物の卸売、小売業を営む丸博青果(小野徳仁氏)です。同社は「感謝と感謝の架け橋を創り続ける」という経営理念のもと、自社が地域に密着した業種であることから「地産地消」にかけた「知産地笑」という経営ビジョンを掲げて活動しています。発表は、同社が常に笑顔が絶えない会社であり、その笑顔が波及して地域全体で「知産地笑」が体現されていることが伝わるものでした。

各取材先企業はそれぞれの特色を生かし、「地域未来創造企業」として活動をしています。討論や発表では、「この3社にならい、地域の未来を創造する活動をしていきたい」などの声が聞かれました。一方で、取材先企業や地域の良い面ばかりでなく課題も伝えるなどバランス配分への工夫を提起する、今後の取材発表を見据えた意見も出されました。

弁護士法人春日井法律事務所  吉田 光利