同友会ってどうゆう会
~経営のヒントは同友会に
小林 浩史氏 (株)浩友工業
中世古高志氏 (株)名古屋ナカテック
平松 良海氏 (株)平松食品
同友会での体験から学びを自社で実践
東三河支部経営者の集いが開催されました。例会担当が東三河青同ということもあり、増強委員が一丸となり、青年同友会が尽力し、パネル討論でそれぞれの経験を赤裸々に語るという例会づくりをしました。
パネリストには、浩友工業の小林浩史氏、名古屋ナカテックの中世古高志氏、平松食品の平松良海氏が登壇、コーディネーターはATconveyの中嶌アンリ氏に務めていただきました。
報告者には、入会の動機や入会してからの想いなどをお話しいただき、共通していたのは「こんなに異業種の方と身近に話せて、本音で経営について語り合う団体があるのか」という衝撃でした。
小林氏は、うつ病の社員を突き放してしまった自分を理念づくりの中で「彼の人生を壊したのは自分ではないか」と反省し、改めて社員と向き合い、関係を修復したことを語りました。中世古氏は、同友会で経営指針を学び、笑顔あふれる会社にすることで、見放されていた父から再評価してもらえた体験を報告。平松氏は、両親が創業した会社を大きくするために入社したのに、営業成績ばかりに目が行き、共同経営者である兄とのすれ違いに気づかなかったといいます。家族との関係を蔑ろにしていたことをグループ会で指摘され、自らの態度を見直し、経営計画を兄と作成して関係を修復することができたと話しました。
信念を持って学び、変化し続けること
同友会の良い面だけではなく、そうでない面も語られました。そんな時に会活動にだけ引っ張られるのではなく、自分の信念をぶらさず活動していくことが大切だとして討論は締めくくられました。
グループ討論では、変化や挑戦といったテーマに沿って話し合われ、素直な心で学び続けながらも、変化し続けていかなければならないという想いを共有しました。入会宣言や今後の例会参加に前向きな発言もあり、軸をぶらさず変化し続ける同友会へのきっかけとなりました。
Wise.A 水野 善崇