中小企業経営者と学生のキャリア(就職)相談会
~名城大学・天白キャンパスにて開催
働く意味を深く考える
名城大学との共催で「中小企業経営者と学生のキャリア(就職)相談会」を開催し、会員企業16社が参加、85名以上の学生が来場しました。新型コロナウイルスの感染拡大以来4年ぶりの開催となり、大盛況のうちに終了しました。
来場した学生のうち1~3年生は、「働く意味」や「将来のキャリア(生き方)」に関心が高い様子でした。就職活動中の4年生には起業を志す学生もおり、経営者の話に熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。学生は地域の中小企業に強い関心があるものの、中小企業経営者やそこで働く社員と知り合う術がないと口々に語っていました。
2018年から開催しているこの就職相談会は、中小企業経営者と直接話すなかで、学生自身に「なぜ働くか」を深く考えてもらうことを目的としています。今後も「愛知同友会2022ビジョン(地域未来創造企業)」にあるように、地域にある中小企業と若者の密接な関わりが広がることを期待します。
同大学経営学部長の田代樹彦氏より頂いたコメントを以下にご紹介します。
愛知中小企業家同友会のご協力により、4年ぶりに中小企業の経営者のお話を本学の学生が直接お聞きする機会を持つことができました。関係各位に改めて御礼申し上げます。
製造業が盛んな愛知県には多くの優れた中小企業がありますが、学生がそれを知る機会が少ないのも事実です。それゆえ、このような相談会は、学生にとっても非常に貴重な場になったと思います。また、新型コロナウイルスの感染が拡大していたここ数年は、学生の就職活動における企業説明会もオンラインが主流でした。しかし、今回のように対面で直接お話を聞くことによって、経営者やそこで働く方々の熱量を感じることができ、学生にとってキャリアについて考えるよいきっかけになったと思います。
今後もこのような懇談の場の開催を継続していきたいと思います。