活動報告

東三河支部例会「経営者の集い」(9月25日)

今こそ同友会
~同友会で何が変わるか

夏目 修氏  (株)夏目電業所

同友会活動の中で学んだことを熱く語る

同友会の役を通じて組織経営を学ぶ

東三河支部では夏目電業所の夏目修氏を報告者に迎え、「経営者の集い」を開催しました。同社は減速機・変速機の整備を事業としており、夏目氏は現在同社の専務取締役です。

夏目氏は同友会の地区例会にゲストとして参加し、経営者同士がお互いの経営について真摯に語り合う姿に魅力を感じ、2011年に入会しました。入会後は地区例会、グループ会に参加する中で経営のあり方を学びました。そして、支部・地区で副グループリーダーや支部増強委員長など、さまざまな役を引き受け、同友会で活動する中で組織経営を学ぶことができたといいます。

例会づくりをする際に資料作成、会場手配などを1人で行うことは難しいため、会員同士で協力をしなければなりません。そうした経験を通じて夏目氏は人への依頼の仕方、組織内活動のあり方を学びました。

本音で経営課題を語り励まし合う会

夏目氏は同友会で学んだことを会社内での朝礼や会議で社員に伝え、徐々に浸透させていきました。今では自立的・自発的な社員が増え、社内会議の運営も同友会活動のように行っています。

最後に夏目氏はまとめとして参加したゲストに向けて、同友会は会員同士が本音で経営課題を語り合い、お互いの会社を良くしていくために共に考え、会社を成長させていくことにつなげる場所であることを伝えました。そして、「同友会に入会してからは目指す経営者像を見つけて活動すること。経営に悩んでいる会員がいたら、その悩みに寄り添うことで経営者としての力量を高めてほしい」と話しました。

グループ討論は「経営者としての課題や悩み、夢、目標、願望は何ですか」というテーマで実施し、参加したゲストの経営課題に焦点を当てて討論を進めました。非常に盛り上がったこともあり、ゲスト4名のうち2名から入会宣言が出るなど、良い学びと実りのある支部例会となりました。

今回の「経営者の集い」を機に2024年度後半もさらに会員数を増やし、東三河支部を活性化させたいと想いを新たにしました。

(有)藤澤電機  藤澤 康久