自分でもできるDX・AI活用

事業戦略を飛躍的に
DX・AI研究会が設立されて初めての例会が開催され、対面・オンライン含めて240名程の参加者が集まりました。冒頭、研究会会長の加藤三基男氏(サン食品(株))は「3年後には今日の学びを活かして事業戦略を飛躍的に進めてほしい」と期待を語りました。
例会では3名の専門家が講演を行いました。まず「AI・DXが中小企業にもたらすメリットと可能性」について(株)TRAVEL CREATEの中屋茂美氏が、マクロな視点から生成AIの経済規模と可能性について述べ、2030年までに生成AIの市場規模が15倍に成長するとの予測を基に、AI活用による業務効率化の事例を紹介しました。
次に「実例から学ぶ中小企業のAI活用戦略」として、エーシーネットワーク(株)の金江宏幸氏が中小企業におけるAI活用戦略について触れ、自身の会社でのAI活用事例を紹介し、業務効率化や生産性向上につながる具体的な方法を提示しました。
最後に、「驚きの進化 AIツール最前線を学ぶ」として(株)ハグリネットの私、後藤泰司が生成AIを活用したCM作成を実演し、少ない予算と限られた時間で高品質なCM動画を作成できることを示しました。
今後のDX・AI研究会の活動は、AIだけでなくDXについても学びを深め、隔月での例会開催、ユーチューブでの情報発信、オプションでの勉強会を行うことを発表。また、経営者自らが生成AIを使いこなし、経営判断や戦略立案に活かすことの重要性を強調し、加藤会長からは、「生成AIは経営者自らが使いこなし、変化の波に乗ろう」と呼びかけがありました。
(株)ハグリネット 後藤 泰司