活動報告

共同求人委員会(5月10日・17日6月4日)

地域の大学と連携し、つながりづくり
~3大学で学内合同企業説明会を開催

5月10日 愛知みずほ大学・短期大学/5月17日 東海学園大学/6月4日 星城大学

5月から6月にかけて、愛知みずほ大学・短期大学、東海学園大学、星城大学で学内合同企業説明会が開催されました。これら3校の取り組みから見えてきたものを紹介します。

中小企業に興味を持ってもらう

経営者参加型企業説明会(愛知みずほ大)

愛知みずほ大学・短期大学との共催で会員企業5社の協力のもと「学内合同企業説明会」に出展し、同友会以外では、栄養士、介護職、リユース販売、製造、教員、販売、事務、児童指導員等の職種に関わる企業が「業界研究会」を開催しました。

参加学生は、短大1年生、大学2、3年生が主体となり20名ほどが来場しました。のちに行われた「カフェで就活」への来場や、インターンシップへの申し込みをしてくれた学生もおり、単発の行事で終わらせるのではなく、その先へとつなげることができました。中小企業に興味を持った学生が中小企業に出合える動線をつくっていく大切さを改めて感じました。

さまざまな業種に触れる場

卒業生から就職活動の体験を聞く(東海学園大)

東海学園大学の学内合同企業説明会では、対象の4年生のほか、ゼミの一環で業界研究をしている学生が参加し、70名近い学生と出会うことができました。

残業の有無、給料、休みの取りやすさなど、学生は働く条件面から企業を見ていく一方で、社会人になってどんなことが自分にできるのだろうかという自問自答もしています。これから就職活動を始める学生からは、「さまざまな業種に触れることで、自分の視野を広げることにつながった」という感想が出されています。

また、一部学生を対象に後日、「企業における社会人基礎力とは何か」をテーマとした講義を会員企業が行うなど、こちらも次へとつなぐことができました。

地域とのつながりをつくる

地元の会員企業も参加して(星城大)

星城大学での学内合同企業説明会では13社が出展し、18名の参加がありました。ここでは、4年生を中心に、留学生も就職先を決めきれていないことが分かりました。

今後は、南尾張支部の共同求人参加企業にも参加いただきながら、地域でのつながりをつくってもらいたいと考えています。地元、あるいは学校の近くに多くの中小企業があることを、学生のみならず先生方にも知っていただく取り組みができればと考えています。

星城大学とはまだ講義などでのつながりは持てていませんが、合同企業説明会から派生して中小企業の魅力を発信する場を広げていきたいと考えています。何かあれば同友会企業の名前が真っ先にあがることが目標です。

つながりを持った活動を

この3校に共通する点は、さまざまな場面で、中小企業を知る場、触れる場を意識的に設けてもらえることです。今回のように学校側のイベントに呼んでいただけたり、同友会主催の合同企業説明会に学生を引率していただけたり、講義の機会をいただいたりするなど、協力的な先生方がいることで、今まで以上に可能性が広がっていくことを再認識しました。

引き続き、私たちの掲げる22ビジョンにおける共同求人のミッションである、魅力的な中小企業が身近にたくさんあることを伝え続けていきます。