活動報告

共同求人委員会(愛知東邦大学10月14日/名城大学6月24日・10月28日)

新たな就活環境で、つながりをどうつくるか

愛知東邦大学 学内合同企業説明会:10月14日
名城大学
 中小企業経営者と学生のキャリア(就職)相談会:6月24日、10月28日

今回は、愛知東邦大学と名城大学での取り組みから見えてきたものを紹介します。

就活の早期化・長期化へ対応

愛知東邦大で行われた合同企業説明会(10月14日)

10月14日、愛知東邦大学との共催で会員企業5社の協力のもと「学内合同企業説明会」を出展し、7名の学生が来場しました。時期的に早期選考直結・選考優遇ありのインターンシップが始まるタイミングであったため、学生に向けてのアピールが難しかったように思います。

今回分かったことは、3年生でもこの時期には就職活動を終えている学生もいるということです。学年を問わず、ターゲットが誰であろうと、働く意義や中小企業の可能性について伝える機会をつくっていくことが必要です。

今年度2回開催で学生315名と出会う

名城大・天白キャンパスで行われたキャリア相談会(10月28日)

名城大学の「中小企業経営者と学生のキャリア(就職)相談会」では、6月と10月の開催を合わせて315名の学生と出会うことができました。いくつかのゼミの授業に充てていただいたことで、多くの学生が来場してくれました。特に10月は、三重同友会をはじめとする三重県の企業にも出展していただくことになり、大盛況でした。

参加学生は2、3年生が中心で、「就職するとは」、「働くことの意味を知る」、「将来(未来)を描く」という視点で幅広く企業を見てもらう機会となりました。先生方からは、企業の特徴や働く社員の様子などが分かりやすい配布資料に高い評価をいただきました。給料、休日数などの待遇面も重要ですが、仕事の楽しさを前面に出すものになるよう工夫されています。

就職活動を終えた学生たち(経営学部4年生)が中心となり、後輩たちの就職活動を応援するために、より学生の興味を引くイベントも考えてくれました。

つながりを持つ活動へ

名城大学ではコロナ禍を除き、2018年より継続して当相談会を開催しています。回を重ねるごとに賛同者、協力者、理解者が集まり、大学の中でもイベントとして浸透しています。

今後の課題は、中小企業に興味を持った学生を当日限りの出会いで終わらせず、会社訪問やインターンシップにつないでいくことです。6月の当相談会から会社訪問につながった企業が出始めています。1つ1つの事例を積み重ね、良い流れができていくことを期待します。