「付加価値の増大」に挑む、独自戦略を持つ地域企業
支部取材発表(2)
(東尾張、名古屋第1、西三河支部)

3社3様の価値増大戦略
12月の広報部会では「『付加価値の増大』に挑む、独自戦略を持つ地域企業」をテーマに、東尾張、名古屋第1、西三河の各支部広報部員が取材した会員企業の取り組みを発表しました。
東尾張支部の取材先は、段ボールケースやギフトケースの加工販売を行う(株)松浦紙器製作所(松浦邦彦氏)です。価格競争に陥りやすい既製品から脱却するため、同社は飛び出す絵本の原理を活用した商品を開発。驚きと楽しさを加えることで、贈答品・ノベルティとしての新たな価値を生み出しました。製造業が「モノ売り」から「体験価値の創造」へと進化する姿を示す事例となりました。
名古屋第1支部は、「想いを未来につなげる会社」を理念に掲げる(株)エム・ユー(卜部光氏)を取材。遺品整理・特殊清掃を行う事業を中心に、原状回復リフォーム、解体事業、買取サービスを一貫して展開しています。同社の付加価値は、作業そのものではなく「人の想いに寄り添う姿勢」にあります。理念を軸に事業を広げ、社会課題にも向き合う姿勢が印象的でした。
顧客・地域と向き合って
西三河支部は、「まちのでんきやさん」として地域に根差した事業を展開する(有)タカスラジオ碧南店(原田純平氏)を取材しました。詳細は本面「広報部員がお邪魔します」で紹介しています。
今回の取材発表を通じて、「付加価値の増大」とは、特別な技術や大規模投資によって生まれるものではなく、自社の強みを見つめ直し、理念や想いを軸に、顧客や地域と誠実に向き合うことの積み重ねであると感じました。この学びを地域に必要とされる企業づくりにつなげていきたいと、改めて感じた広報部会となりました。
モリカワペーパー(株) 森川 聡宏









