愛知はどのように見られている?
鋤柄 修氏 エステム(株)・中同協会長

愛知同友会の歴史と特徴を知る
成り立ちと特徴を踏まえる
1月の広報部会では、「全国から見た愛知同友会」をテーマに、中同協会長の鋤柄修氏に報告をいただきました。
まず、愛知同友会の概要や成り立ちが説明されました。もともとは名古屋同友会から始まり、規模が大きくなるにつれ、三重や岐阜にも開かれた活動を意識して、あえて「県」の字を外して「愛知同友会」としてスタートしたこと。また広報活動では、会外向けとしての報道部、会内向けとしての広報部が結成された経緯等が紹介されました。愛知同友会や広報部の生い立ちを知ることは興味深く、入会から日の浅い部員にはとても有益だったと思います。
その後、愛知同友会の特徴に触れられました。経営指針に注力していること、中でも、愛知は実利主義なことから経営計画に特に力点が置かれていること。会員に黒字企業が多いのも、指針や労使見解の実践がしっかりされているからと説明されました。
一層の会勢拡大をめざす意義
インターネットが普及し始めた頃、それをいち早く取り入れたのが愛知同友会だといいます。グループウェアの活用から、後に「あいどる」まで進化を進めることになります。あいどるの活用でアンケート調査の回答率や信頼性を高めることができ、会活動もより活発になりました。
各地同友会の会員数は、その会の温度計でもあると話す鋤柄氏。愛知の会勢の一層の拡大を図る意気込みが語られ、締めくくられました。
グループ討論では、今回の学びを、いかに地区会員へ落とし込むかを議論しました。各々が感じた愛知同友会の特徴を共有し、今後の地区活動へ展開していくためにできることを話し合いました。
広報部員の中には、愛知同友会の歴史や特徴を今回初めて知って感じ入り、地区への展開に意欲的になったという人もあり、学びの多い部会となりました。
スタジオライフ 水野 秀雄