活動報告

どうゆうき

▼第55回定時総会で代表理事に選出されました羽根田商会の佐藤祐一です。今期のテーマは「同友会らしい先見企業づくり」。サブテーマとして「労使見解」「経営指針」「雇用」「納税」「環境」「平和」を挙げました。「同友会らしさ」は加藤前代表理事から引き継ぎ、「労使見解に基づいた経営指針による経営」を推進します。同友会ならではの人間尊重の考え方、労使見解の実践を進めていきます

▼また、地区やグループ会で自社を語り、経営課題を明らかにし、「経営指針成文化」とその実践を働きかけます。さらに、組織的経営を目指すよう促していきます。これは永続的なビジネスを保証し、企業の責務、また地域を支える雇用と納税につながります。中小企業は、地域に対しビジネスを創り出し、働く場を提供し、資金を循環させる役割があるのです。行政に対しても「まともな」働きかけを行い、「よい経営環境」をつくります

▼エネルギーシフトだけでなく、大地震などの天災においても持続的な企業活動ができるよう準備が必要です。ここにも地域との関わりが生まれます。また不透明な国際情勢の中で、中小企業が活躍するには平和は不可欠で、これを歴史から学ぶ必要もあります

▼ここ数年の科学技術の進歩は指数関数的に進んでいます。そのため、同じことをやっても同じ成果が得られない、非連続の時代に突入したといえます。「先見企業」を目指すには、正しい情勢認識と的確な戦略が求められます。違う結果が欲しければ違うボタンを押す。そのような、「同友会らしい先見企業づくり」に邁進しましょう。

代表理事  佐藤 祐一