同期の成長が刺激に
これまでの成長を確認
入社半年後に互いの成長を確かめ合う新入社員フォローアップ研修が行われ、71社から152名が参加しました。
冒頭、苅谷邦彦共育委員長より「これまで感じてきた働く喜びや大変さを振り返る場にしてほしい」と挨拶があり、先輩社員から学ぶ講座では、入社4年目の岡本一将氏(扶桑守口食品)と大湯安優美氏(マルサン木型製作所)の2名が報告しました。
岡本氏は、先輩社員とのコミュニケーション不足から迷惑を掛けてしまったことや、日頃から「自分がどうなりたいか」を考えながら働いていることを報告しました。また大湯氏は「人生の3分の1は仕事の時間。仕事をする上で大変なことは必ずあり、それを成長の糧として乗り越え、豊かな人生にしてほしい」とエールを送りました。
その後、参加企業からの先輩社員もグループ討論に加わり、半年間の成長や課題を出し合い、議論を重ねました。また、経営者からの激励の手紙が一人ひとりに渡され、自身の会社での期待を知る機会にもなりました。
働くことの原点に返る
最後は、経営者がグループ討論に入り、新入社員は悩みを打ち明けながら「働くこととは何か」を改めて考え、今後の目標を共に考える時間となりました。また新入社員研修での決意表明を思い出し、そこからどんな将来を描くのかを考えました。そして、改めて研修で学び、新たな目標を掲げて締め括りとし、2年目ステップアップ研修での再会を誓いました。
参加者からは「4月とは違った課題が見つかり、新たな目標に向かって頑張りたい」「同期の成長が刺激になった」などの感想が出され、各社で今後の活躍に期待を持てる研修となりました。