活動報告

第17期役員研修大学 第4講座(8月22日)

経営指針と戦略

山田 健雄氏  (株)名栄社

実践し継続することが会社を変える第一歩

第17期役員研修大学第4講座、山田健雄氏の報告を紹介します。

理念実現への人づくり

「経営指針(理念・方針・計画)作り」は、高い志を持ち、真剣な人づくりを重視するところに深い意義があります。そのためにも経営理念を共有し、「その理念を具体化し実践するのは自分である」という主体者意識を持った社員づくりが必要です。経営者が何のために経営をするのか、仕事を通してどうなりたいのかを明確にし、その経営理念をもとに、方針、計画を作ることが大切です。

また、経営指針は一度作ったら終わりというのではなく、社員と日常的に共育関係を強め、共に毎年深めていくものなのです。

以前の私は会活動に参加するだけで満足してしまい、社内での実践が伴っていませんでした。それでは会社は変わらないと気付き、10年以上前からは、社員を巻き込んで理念の作成や指針発表会を継続しています。設備や売上等において確かな結果が出ていますし、最近は、経営理念を社員の日常会話から耳にすることも多くなり、手ごたえを感じています。

最後に、経営指針推進本部長として皆さんにお伝えしたいのは、同友会で役員を務める立場の皆さんには、自社での経営指針の実践をもって、会員にもその良さを広めていただきたいということです。