活動報告

障害者自立応援委員会(10月29日)

広がる応援の輪
~秋のバリアフリー交流会 in 西尾張

模擬店では同友会会員が手づくりの料理をふるまう

模擬店では同友会会員が手づくりの料理をふるまう

生きがい・働きがいを応援

晴天の空の下、秋のバリアフリー交流会が稲沢市のTIYで開催され、障害のある人、家族や関係者、同友会会員、社員など140名が集いました。

交流会は6年目を迎え、春には西三河、秋には西尾張の2か所で開催。「人を大切にする企業として、地域に安心感を広げよう」を合い言葉に、1日インターンシップや模擬店、ライブ演奏などで、障害のある人の生きがい・働きがいを応援する場として定着し、会員の輪が広がっています。

開会挨拶では、西尾張支部長の菅沼克二氏が自らの体験を振り返り、障害の有無ではなく1人の人として関わりを持つ大切さを語りました。

楽しみな社員の成長

障害のある社員から仕事を教わる「1日インターンシップ」では、毎回社員の成長が見られます。第1回から参加しているF君は、新しい仕事を携えて登場しました。「ブースに5組の人が座ってくれた。がんばります」との感想から達成感が伝わってきます。

7種類の仕事体験のうち、今回初参加の中西のパソコン解体作業には、子どもから大人までが集まり、知的障害の社員たちが作業のコツを指導。豊浜水産は、パックのシール貼りの作業を社長自らサポートしてくれました。

交流タイムでは、聴覚障害のYさんの手話レッスンや精神障害のT君の体験談、模擬店は誰もが担当できる設営にと、皆が主体的に参加できる環境が整いつつあります。

実行委員長の小出晶子氏は「ほめられたい、認められたい、役に立ちたいという思いを実現できる交流会に」と今後の抱負を述べました。

(写真)秋のバリアフリー交流会 in 西尾張
~1日インターンシップ(2016年10月29日)

器具を使ってベアリングを組み立てる

器具を使ってベアリングを組み立てる

パソコンを解体し、分別する

パソコンを解体し、分別する

パックにまっすぐシールを貼る

パックにまっすぐシールを貼る

キーホルダーをムラなく磨き上げる

キーホルダーをムラなく磨き上げる

壁材を精確に貼り合わせる

壁材を精確に貼り合わせる

塗装した石に飾りをつける

塗装した石に飾りをつける