活動報告

どうゆうき

▼第17回あいち経営フォーラムが11月22日に開催され、今年も1000名を超える参加者で会場は熱気に包まれました。あいち経営フォーラムは、「同友会らしい経営」を学ぶ場であり、そのために各社の経営課題を持ち寄り相互研鑽する場です

▼同友会らしい経営とは、「労使見解」(人を生かす経営)「21世紀型企業づくり」など、同友会で検証された企業づくり方針のことを言います。これら(理想)と自社の現状(現実)とを照らしあわせた「隔たり」が、各社の経営課題です。フォーラムは、全組織を挙げて取り組む愛知同友会2大行事の1つであり、全地区の合同例会の位置づけです

▼今回は、メインテーマを「同友会らしい先見企業づくり」、サブテーマを「時代の変化を味方につけて、一歩先の未来へ」とし、企画運営をしてきました。基調講演には嘉悦大学の黒瀬直宏先生をお招きし、「独立中小企業をめざそう~正しい情勢認識と人間尊重の経営でより良い社会づくりを」と題してお話しいただきました。黒瀬先生は中小企業の現場を数多く回られ、各地同友会会員企業の実態もよくご存知の方です。自社の経営課題解決のヒントが得られたのではないでしょうか

▼私は実行委員長として、また担当副代表理事として、それぞれ4年間フォーラムに関わってきましたが、愛知同友会にしっかりと根ざし、全国同友会でもその存在を認められたものになったと感じます。来年は中同協総会が愛知で開催されることもあり、あいち経営フォーラムは開催されませんが、2年後のフォーラムに今から期待したいと思います。

副代表理事  上根 崇