活動報告

第19期共育講座 修了式(10月19日)

社員と共に育つ
~全5講座を学び終えて

51名が修了、修了証を手に全員で記念撮影

33社から100名の会員と社員が参加

第19期共育講座は33社から100名が参加し、全5講座と修了式が行われました。修了式では、参加者を代表して、エバーグリーンの鵜飼英一氏と社員の穴吹亮太氏が報告しました。

鵜飼氏は、丹羽昭夫氏の会社(宝製作所)に憧れ、人が育つ企業風土を作りたいと思い共育講座に参加したといい、今年で3年目を迎えました。各講座では信用と信頼の違いや、一人ひとりがどう生きていきたいか人生を考えることの重要性を学んだといいます。

穴吹氏は、共育講座で遅刻を繰り返す社員がいる悩みを伝えたところ、自分の言いたいことを言うだけではなく、相手の考えをしっかり聞きながらコミュニケーションをとることの大切さを学んだそうです。それを意識して社員と向き合うことで、相手とのやり取りを客観的に見られるようになり、相手の言いたいことや対応の仕方が徐々にわかってきたと話しました。

本質を考える

討論の後、51名の修了生に各社の経営者から修了証が手渡され、握手が交わされました。

参加した経営者からは、「伝えることは、伝わったことが全てであり、とことん話し合って理解を深めることが大切」「経営指針を共通言語にし、互いに育ち合うことが大切」との感想がありました。

社員からは、「仕事のやり方を教えるだけではなく、その先にある目的を明確に説明することが大切」「各々が持つ、どう働きたいのか、どう生きたいかを正確につかみ、各自の能力を最大限に発揮できるよう、やりがいにつなげていける環境を築いていきたい」との気づきや抱負が寄せられました。

全体を通して、ものごとの本質の捉え方、自分の人生や生きがい、働きがいについて共に考える場になりました。