活動報告

障害者自立応援委員会(6月9日)

地域に安心感を広げよう
~バリアフリー交流会 in 西三河

社員、家族、地域の皆さんと共に

専門学校生も多数参加

5回目の開催となる西三河地域の「バリアフリー交流会」。参加者は130名で、一人ひとりが持っている自立心や向上心を支え、地域に安心感を広げようとする輪が広がりつつあります。

バリアフリー交流会に参加するなかで、会員企業で活躍する障害のある社員たちの姿に触れ、地域の支援機関と知り合い、就労実習や雇用に踏み出した会員企業も少なくありません。また、会社の前を通る特別支援学校の生徒に声をかけるようになったという話も聞きます。自然な形で触れ合う交流会に参加することで、「知らない・わからない」という会員の意識が変わってきています。

今回の特徴は専門学校に通う生徒の参加が多かったことです。障害のある子どもたちが、特別支援学校だけでなく、専門学校にも進学することを初めて知りました。

仕事体験への参加企業は前回の7社から10社に増え、来場された皆さんからは、「本物の仕事に触れるのは今までにない経験」「働いてみたいと思った」「時間はかかっても、できるという自信が持てた」との感想が出されました。

親の会の方からは「貴重な機会。保護者に広く知らせたい」、会員からは「参加者が生き生きとしているのが印象的だった」との感想が寄せられ、改めて交流会の意義を実感しました。

挨拶では、佐藤祐一代表理事から「人を生かす経営において大切な課題」、西三河支部の大竹裕治支部長から「1社1人できることを見つけよう」と呼びかけがありました。