活動報告

【共同求人委員会】中小企業の魅力を語る②

6月に引き続き、7月も2大学へ出向いて学内合同企業説明会を開催しました。その様子とともに、大学の担当者の方からのコメントを紹介します。

愛知みずほ大学(7月2日)

キャリアセンターの協力で多くの出会いを

自分にとって「いい会社」

愛知みずほ大学との共催で7月2日、「学内合同企業説明会」を開催しました。同友会企業7社と調剤薬局の合計8社が出展し、37名の学生が来場しました。

愛知みずほ大学にはキャリアセンターを積極的に利用する学生が多く、学生の悩みを把握している先生たちが学生一人ひとりに声をかけながら、丁寧な対応で企業を紹介している姿が印象的でした。

愛知みずほ大学並びに同短期大学とは、2016年に産学地域連携に関する基本協定の締結をしています。学校側には同友会理念に共感いただいており、同友会主催の合同企業説明会への参加や、職場体験としてのインターンシップにも力を入れていただいています。

現状、卒業単位の取得に向けてまだ授業を受けている4年生も多いと聞きます。学校側としては、卒業が第1の目標であり教育機関の使命です。そのため、秋頃に採用人員が充足していない企業とのマッチングができればありがたいとの言葉もいただいているので、同友会としては、最後まで頑張る学生に出会いの場を提供していきたいと思います。

愛知みずほ大学・短期大学キャリアセンターの中島和成氏より

ご多用の中、多くの企業様から本学学生に企業説明をいただけましたこと、心より感謝を申し上げます。

人が「いい会社」だと言うところに行くのではなく、自分にとっての「いい会社」を探す。学生はどうしても「名前を知っている」会社を探したくなりますが、しっかりした実績のある中小企業に目を向けてもらいたい、との思いで学生たちと接しております。「自分で自分の生き方を選んでいる」という確信を持ちながら、行動が取れるように支援していきたいと考えております。

今後とも皆様の益々のご支援をいただけますよう、宜しくお願い致します。

東海学園大学(7月5日)

就業観を新たに固めた学生が参加

36社が出展

7月5日、東海学園大学との共催で「学内企業展」を開催しました。同友会企業36社が出展し、22名の学生が来場しました。

東海学園大学とは、2017年8月に産学地域連携に関する基本協定を締結しています。同大学では学校方針として、学生が4年間かけて自らの道を見つけられるよう1年次からキャリアに関する外部講師の講演などを段階的に実施しています。その中には、同友会会員が講師として登壇し、中小企業の魅力を伝える場もあるため、昨年から開催しているこの合同企業展には中小企業への理解度が高い学生が来場し、入社に至ったケースもありました。

学生を取り巻く就活状況が目まぐるしく変わっていく中、企業展の開催時期を決める難しさもありますが、中小企業の魅力を発信するとともに、中小企業の良さを知った学生の働く受け皿となれるよう、毎年継続してこのような機会を設けていきたいと思います。

東海学園大学キャリア開発センターの新海直氏より

昨年5月に続き2回目の開催となりました愛知中小企業家同友会との共催による「企業展」は、売り手市場の高止まりとされる背景を表す結果となり、学生の参加は小規模なものとなりました。

しかしながら参加した学生には、これまで部活動に注力してきた者、就職活動を進める中で、自身の就業観を新たに固めた者など、多様な顔ぶれがありました。

当日、ご多忙中にも関わらずご参加いただきました経営者や人事採用担当の方々には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。