活動報告

共同求人委員会「視野を広げた就職活動に」(2月17日)

愛知学院大学で「社長と語る就職ガイダンス」を開催

各企業ブースでは社員と共に経営者自らが学生に応対

視野を広げる機会に

愛知学院大学との共催で「社長と語る就職ガイダンス」を開催しました。同友会の共同求人参加企業21社が出展し、学生23名が来場しました。

この企画は、就職活動解禁直前のこの時期に、様々な業種の経営者や実際に働く社員と直接話すことで、学生に視野を広げてもらいたいという目的で開催しています。

開催にあたり磯村太郎共同求人委員長(サン樹脂社長)から学生へ、「1年後、今回の出展企業に就職するかもしれないし、ここで見聞きした業種がお客様になるかもしれません。世の中の企業は、自社だけで完結することはないのです。仕事がどう社会と繋がっているのかを意識してブースを回ってください」との挨拶があり、多くの学生が複数の企業を訪れました。

今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、愛知同友会でも2月下旬より全ての会活動を中止または延期しています。中小企業の間でも会社説明会を中止する動きが広まっており、就職活動を行う学生が中小企業を知る機会がますます失われている状況といえます。

多くの学生が不安を抱える中、大学に出向いて少人数での合同企業説明会や授業などを通して、少しでも安心して就職活動に取り組めるよう、学校にも学生にも有益な中小企業の情報を提供していければと思います。

愛知学院大学名城公園キャンパス・キャリアラウンジ事務長の高嶋基則氏より

今回も大変ご多用の中、多くの企業様にお集まりいただき、本学学生に企業説明の機会を頂戴しましたこと心より感謝を申し上げます。

新4年生は、履歴書の書き方や面接対策などのノウハウの講座への参加意欲が高い一方で、企業の方と直接お会いできる行事への参加に消極的な傾向がございます。準備ばかりに熱心で企業情報を積極的に得ることが少なく、応募する会社の数も減少しております。

地元志向が強いにもかかわらず地元の中小企業の魅力を知ることができないという、ちぐはぐな就職活動になる学生も少なくありません。そうした中で、経営者の皆様と直接お会いしてお話しいただけるこの学内企業展は、ミスマッチのない就職を目指す学生にとって貴重な機会となっています。今後ともご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。