活動報告

どうゆうき

▼新型コロナウイルスが猛威を振るい、国内感染者は1万人超、緊急事態宣言は全国に拡大と、広範囲に影響が及んでいます。愛知同友会でも2月末から活動を自粛し、合同入社式と新入社員研修は中止になりました

▼当社では5人の新入社員を迎え、入社式と新入社員研修を社内で実施しました。その時はまだ余裕があり、入社式は会社のホールに全員参加で一言ずつ言葉を贈りました。先輩社員は自身の新社会人時代を思い出したようで、心のこもった歓迎の言葉を述べてくれました。2日間の研修は経営陣で実施しました。これまでの共同求人委員会や共育委員会での学びが活かせたと感じています

▼その後、事態が進展し、2交代制や在宅勤務を始めることになりました。2交代制で体調を崩さないか、仕事の引継ぎができるか、在宅勤務で情報セキュリティは大丈夫かなど、様々な不安の声も出ましたが、「どちらかというとワクワクしています。フットワークが軽いのが中小企業の強み」という心強い声もあり、社員と共にこの難局を乗り越える勇気をもらいました。新入社員も不安を感じながらも一生懸命勉強の毎日を過ごしています

▼世の中は急速に変わりつつあり、同友会でも新たな取り組みが進められています。おそらくこの事態が終息したら、世界は全く違う風景になるでしょう。先が見えない中で「採用なんてしている余裕がない」という方も多くいますが、こんな時こそ「未来で勝負する採用」です。共同求人委員会は今年も採用を通じて「人を生かす経営」を追求していきます。

共同求人委員長  磯村 太郎