活動報告

共同求人委員会「学生と企業を繋ぐ」(5月18日~22日)

オンライン合同企業説明会を開催

社風のわかる会社説明を工夫(岩城工業)

学生84名が参加

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月、3月の対面式での合同企業説明会が中止となりました。何かしらの形で企業と学生が出会う機会をつくろうと、少人数での会社説明会を計画していましたが、5月に入り、愛知県にも緊急事態宣言が出され、少人数であっても「会う」形式での説明会の開催は難しくなってしまいました。

そこで、大学がオンライン授業に切り替わったタイミングで、愛知同友会でもウェブ説明会に挑戦してみようと、5月18~22日にオンライン合同企業説明会を実施しました。

初めての取り組みであり、また日々状況が変化する中での開催ですので、学生の反応は未知数でしたが、会員企業約40社が出展し、のべ84名の学生が参加しました。

学生からは、「行き詰まっていたので、視野を広げることができた」、「ウェブ開催のため気軽に参加できる点は良かった。ただ、実際に行かないと分からないことがまだまだあると感じた」、「他県にいても愛知の企業について知ることができて良かった」という感想が寄せられました。

経営者自らが画面を通じて説明(山彦)

5・6・7月とオンラインで開催

会員企業は8分間の持ち時間で各社の「風土」や「今後」について簡潔に話すことを心がけたほか、新型コロナウイルス対策に絡めて、社員を大切にする会社であることや、これまでも幾度となく苦境を乗り越えてきた企業であることをアピールしていました。

学生は学校の休校、アルバイト先の休業、外出自粛などが続き、就職活動にも大きく影響が出ています。大手企業が採用を抑制する中、中小企業が果たす役割として、雇用を維持し、地域社会と共生しながら経済の繁栄に尽くすこと、そのために新しい人たちを採用することが重要だと、私たちは考えています。

当面はオンラインでの合同企業説明会となり、6月は15~19日に実施、7月は6~10日に開催の予定です。中小企業の魅力が伝わり、また学生・企業の双方にとって納得のいく活動ができるよう努めていきます。学生と企業を繋ぐ場になることを期待します。

会社の風土や今後を語る(中部製作所)