活動報告

2020インターンシップ(9月3日 オンライン学習会)

何のために学び働き生きるのか、社会への心構え
~オンライン学習会を開催

「環境のせいにせず自分が変わる事が大切」と北中氏(コムライン)

インターンに代わる学びの場として

1998年より毎年行っている大学生向けの2週間のインターンシップですが、今年度は新型コロナウイルスの影響を考慮し中止としました。そこで、インターンシップに代わる学びの場として「オンライン学習会」を開催し、大学生、企業、大学関係者、事務局含めて25名が参加しました。

まず「社会の変化と中小企業の未来」をテーマに多田直之氏(愛知同友会事務局長)が報告。今後、持続可能な経済と社会の建設が求められる中、自身がどのように生き働いていくのかを決め、自主的、主体的に行動しようと呼びかけました。

経営者からのメッセージ

その後、水戸勤夢氏(アーティストリー)の進行のもと、北中一朗氏(コムライン)、佐藤祐一氏(羽根田商会)、水野清香氏(水野工業)の4つの業種の経営者でパネル討論を行いました。

それぞれの会社の状況や展望、経営者としての想いが語られた後、「まずは自分の到達点を認め、先を見据えてどうするかを考えることが大切」「社会に出る上で重要な自立と自律の意識を」「入社することを目的とせず、その後何がしたいのかまで想像してほしい」など、学生へのメッセージが送られました。質疑応答では、参加者からの相談や感想が語られ、学生の相談に対し経営者が熱心に答える光景が印象的でした。

同友会では、「国民や地域と共に歩む中小企業」を理念の1つに掲げており、学生に働くことの意義や中小企業の魅力を伝えることによって、私たちも自社を見直すことができます。今後とも、地域社会と「あてにし、あてにされる関係」でありたいものです。