活動報告

共同求人委員会「感染対策を徹底して」(9月28日)

名古屋学院大で学内合説

予約して参加した学生へ向け、熱心に説明する

会員企業11社が出展

共同求人委員会では、大学からの依頼のもと学内合同企業説明会を開催しています。今回、名古屋学院大学との共催で「学内合同企業説明会」を行い、同友会から会員企業11社が出展、学生と直接会って会社説明をすることができました。

コロナ禍下での対面形式にはリスクもありますが、学校側の徹底した感染対策により開催可能と判断しました。企業ごとに教室を分け、学生が30分ずつ4つの企業を回る形式で行うなど、接触を最小限に抑える配慮がなされたことで、参加した学生、企業の双方に好評でした。

また、同大学キャリアセンターのサポートもあり、事前に学生の要望を聞いて予約制で開催されたことで、各社平均8~10名の学生と出会うことができました。確実に学生が来てくれる状況はとてもありがたいことで、企業の満足度も高かったです。

オンラインでの会社説明会や面談が主流となる中、学生は企業と直接会うのが新鮮な様子でした。企業からは、「例年のこの時期には珍しく、元気な学生が多く、興味を持って聞いてくれていたのと、反応が良かったのでこちらも楽しく説明ができた」との感想が出されています。

大学と企業が連携

9月1日にオンラインで行われた企業と学校との就職懇談会では、例年に比べて内定率が低く、学生が就職活動を思うようにできていない現状が明らかになりました。懇談会を機に今回の学内合説が実現しましたが、学生の動向が見えづらいこのコロナ禍では、この需要がどれくらいあるかは未知数でした。

ただ、たとえ1人の学生でも就職活動に悩んでいるのであれば、寄り添いたいという気持ちは変わりません。学生、大学、企業にとってもイレギュラーな事態ですが、新型コロナウイルスの影響を言い訳にせず、将来を見据えて活動を継続していきたいと思います。

学生が1人でも悩めるのであれば、寄り添っていく

名古屋学院大学キャリアセンターの金田安世氏より

この度は学内合同説明会にご参加いただきありがとうございます。

新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞で採用環境が厳しさを増している中、3月以降、就職情報サイトが主催する合同会社説明会等もほとんどが開催中止になり、学生は企業との接点を持てないでいます。ウェブ説明会を実施している企業は多くあるものの、直接対面してのものとは、企業側のアピール力、学生の理解度とも密度が全く違います。

そこで、9月にも学内会社説明会を開催することで学生と企業との接点をつくり、これを起点に採用につながればと考え企画しました。

各企業様にご参加いただいたことで学生との出会いの機会をつくることができ、大変感謝しております。

本学には地元企業への就職を希望している学生が多数おりますが、なかなか学生自身では探すことができない企業様との出会いは大変貴重であると感じます。

地元の中小企業に入社して活躍している先輩も数多くいますので、愛知中小企業家同友会様には、今後も多大なるご支援を賜りたく存じます。