活動報告

共同求人委員会「自己分析を社長に見てもらおう」(2月17日)

業界研究会&社長との就職相談会

感染対策をしっかりとして臨んだ業界研究会

視野が広がる

ウインクあいちにて「業界研究会&社長との就職相談会」を開催し、会員企業17社が出展、20名を超える学生が来場しました。学生にとって就職活動が解禁される直前の時期ではありますが、就職担当者の先生自らが学生を連れてきてくれるなど、熱心な学生が多く集まり、大変有意義な時間となりました。

昨年の今頃は、新型コロナウイルスの感染が広がりを見せ、やむを得ず業界研究会や合同企業説明会等の全行事が中止となり、経営者は学生と直接話す場がないまま、また学生は業界研究をする場がないまま、採用活動や就職活動がスタートしました。昨年行ったオンラインでの合同企業説明会や会社説明会では、気軽に会社を見られる分、エントリーがあっても会社訪問につなげるまでに苦労したり、実際に会社をよく知らずに入社に至るケースもあったりするなど、オンラインならではの難しさが課題として挙げられました。

今回もコロナ禍ということもあり、対面で集まることに抵抗感もありましたが、感染対策を徹底することで開催することができました。

直接会う大切さ

学生の多くは、年明けから就職活動を開始し、対面でのイベントには積極的な様子で、直接情報を得る場を求めていることが分かりました。当日来場した学生は、平均して3~4名の経営者の話を聞いており、自分の身近な仕事しか知る機会がなかったものの、「世の中には多くの業界があることがわかった」と率直な感想が出されました。

また、経営者から直接話を聴くことによって、「漠然と描いていた中小企業のイメージが大きく変わった」との声から、対面で会って話す必要性が分かりました。

学生が目にする企業は圧倒的に大企業が多く、身近なはずの中小企業の認知度はまだまだ低いのが現状です。学校側への情報発信不足も今後の課題として挙げられ、オンラインであっても学校との関係を強化することが求められます。

出展した企業は、「学生の動向を肌で感じられ、また学生が抱いている悩みに直接触れることで、学生の立場に寄り添った採用活動をしていきたい」との思いを強くしました。

今後、3月24日(水)、4月15日(木)、5月10日(月)にいずれもウインクあいちにて合同企業説明会を開催します。

一度しかない「新入社員として入社する」機会に双方のミスマッチがないように、お互い納得した就職活動をしていきたいと思います。