活動報告

どうゆうき

▼2年間、名古屋第2支部の支部長を務めました。支部が5地区の支援をどうすべきか悩みながら、2008年のリーマンショックで変革なしに存続できなかった自身の経験を基に、目指す姿を「同友会2020ビジョン」とし、「自立型企業」「地域社会とともに」「学び実践する語り部に」を3本柱に、「イノベーションを起こせ」というテーマで活動をしました

▼コロナ禍では、支部内に独自で経営相談室を置き、中小企業診断士と学習会を実施。各地区会長や支部役員と連携し、少しでも心配な会員の情報を集めるため支部長へのホットラインを設けました。1人苦しみ退会することを防ぐネットワークとして、経営相談室と事務局と連携して幾つかの事案を解決の方向に導けたことは、良い経験です

▼また飲食業関連研究会の中心メンバーとして関われたことも、大きな学びでした。「大きな打撃を受ける会員に元気と勇気を」と立ち上がった研究会では週2回の例会を行い、カーマルシェ等の取り組みでは支部の役員が積極的に力を貸してくれました。マスコミにも取り上げられ、全県に向けてムーブメントを起こす貴重な体験となりました

▼金融委員長の2年と合わせ、4年間理事をさせていただきました。長崎で行われた中同協役員研修会で、鋤柄修氏に「君は愛知同友会会員の1%の理事になったんだぞ。しっかり勉強しろ」と激励されたことを覚えています。理事は退任しますが、恩返しのつもりで今後も支部・地区に関わり、さらなる発展に寄与できるよう活動します。ありがとうございました。

名古屋第2支部長  出原 直朗