活動報告

共同求人委員会「就職活動がスタート」(3月1日)

愛知みずほ大学で学内合同企業説明会を開催

学生の悩みに向き合う

自分は何をしたいのか

愛知みずほ大学との共催で「学内合同企業説明会」を開催し、会員企業8社が出展しました。大学側の協力を得て新型コロナウイルス対策を徹底することで、対面での開催が可能となりました。

3月1日は2021年度の就職活動「解禁日」で、企業の採用情報の公開やエントリー受付が開始されます。本格的な活動が始まる当日、期待と不安で緊張した学生31名が参加しました。

経営者との対話の中で、自分の知っている業界はごく一部だと認識し、世の中には多くの仕事があることに驚きつつも、「自分に合った仕事はなんだろう」と考え込む学生の姿が見受けられました。

悩みの多くは、自分のやりたいことは何かということです。もちろん、将来こうなりたいからこの大学を選んだと明確に答えられる学生もいます。しかし大半は、大学進学までは親の影響を大きく受けており、自分は何をしたいとはっきり言える学生は多くないといわれています。

そんな中、就職活動が始まった途端に「あなたの好きなようにしなさい」と言われ、初めて自分が本当は何をしたいのかを真剣に考える学生が大多数です。そうした学生の不安を受け止め、寄り添いながら、先生方と共に就職活動を支援できるよう活動しています。

中小企業の魅力を伝える

広い視野で学生を支援

同友会が主催する合同企業説明会は、出展企業が協力しながら行っています。自社への採用だけでなく、広い視野でその学生のやりたいこと、やってみたいことを実現できそうな企業を紹介し合い、互いの経営理念に合った採用を目指しています。

2021年度は3、4、5月と合同企業説明会を開催していきます。1人でも多くの学生が来場し、より多くの企業と出合ってほしいと準備を進めています。また、就職活動の中で、自分のやりたいことができる、働きがいのある中小企業が見つかり、経営者は「入社したい」と思える魅力的な企業づくりを進め、相互にプラスに働くよう活動を続けていきます。

愛知みずほ大学ならびに同短期大学とは、2016年に産学地域連携に関する基本協定を締結しています。それに基づき、3月末に大学と意見交換会を行い、学生へのより具体的な支援をしていきます。学生が社会人になる過程で、大学と協力しながら地域に若者を残していく取り組みが実現する大きな一歩となることを期待しています。