活動報告

どうゆうき

▼新型コロナウイルスの感染拡大は、昨年の新卒採用活動にも大きな影響を与えました。企業側も大変でしたが、今年の新入社員たちは極めて特殊な就職活動を経験してきました。不安な気持ちを抱えながらも、自分自身で試行錯誤しながら、オンライン就活に取り組むなど、孤独に打ち勝つ術を磨いてきました

▼ただ従来は、就職活動の過程で企業を訪問する際のマナーや社内の雰囲気などを自然と理解することができましたが、コロナ禍の中では難しかったかもしれません。もしかすると入社後、常識的でないと思える行動をすることがあるかもしれません。しかし、コロナ禍でギャップが生じているのは、企業も新入社員もある意味お互い様ではないでしょうか。まずは温かい目で受け入れることを心掛けていただきたいです

▼この就活を乗り越えてきた彼らを認め、伸ばしてあげるのが私たちの役割です。特にデジタル・ネイティブと呼ばれる世代でもあり、デジタル化への対応力は高い人材が多いので、そのあたりの強みを生かしてみてはいかがでしょうか

▼今年は4月2日、5日に新入社員共育研修を開催し、46社・104名が参加しました。4月のオンライン研修は初めてということもあり、共育委員会としても戸惑いの連続でした。しかし、2日目の最後には、みんな笑顔で半年後のフォローアップ研修での再会を約束しあい終えることができました。「何のために働くか」という問いは新入社員の皆さんには難しかったと思いますが、社会人としての永遠のテーマとして絶えず考えてくれることを期待します。

共育委員長  明石 耕作