活動報告

広報部会「広報オリエンテーション&女全交の魅力」4月5日

荒川 亨氏  (株)石川製作所
石塚 智子氏 (有)ソフィア企画

石塚智子氏の報告資料より抜粋

自ら学ぶ場として

「広報オリエンテーション&女全交の魅力」と題して広報部会が行われました。

オリエンテーションでは広報部長の荒川亨氏より、活動の手引きに沿って報告いただきました。2021年度の重点項目は以下の5つです。

  1. 広報部の役割を理解し、支部・地区会員に伝える。
  2. 労使見解を学び、人間尊重の経営を実践し生き残る。
  3. 地域社会からあてにされる「地域企業」を目指す。
  4. 「集・考・伝」を学び、自らの経営実践で示す同友会理念の「語り部」になる。
  5. 中小企業の社会的役割を、企業づくり・地域づくりの実践を通して広く発信し、生き抜く強い中小企業の真の姿を示す。

これらを踏まえ、「聞いたことを伝えるだけの『伝書鳩』ではなく、自身も学ぶことを基本としてほしい」と話されました。また「あいどる」下部にある「同友あいち記事検索システム」、「企業変革支援プログラム」(→「e.doyu」→「企業変革支援プログラム」「コロナに負けない全国掲示板」)の活用が勧められ、全11回の部会に通年で参加すると広報への理解が深まることが伝えられました。

一人ひとりが主役になれる社会を目指して

今年は女性経営者全国交流会(以下、女全交)が愛知で行われます。実行委員長の石塚智子氏には、その魅力を語っていただきました。

女全交をただの行事に終わらせず、愛知同友会のさらなる飛躍の原動力とすること。同友会の歴史に学び、原点回帰とともに「男女で共に学ぶ文化」の醸成と、一人ひとりが主役になれる全員参加型の組織をつくること。互いの視点の違いを学び合い、「同友会型企業づくり」の重要性や、女性的な感性の経営が企業発展につながることに気づく機会とすること。女性リーダーの育成につなげ、未来志向の政策提言を考えるきっかけとすること。これらを愛知同友会としての位置づけとすることが報告されました。また、高度経済成長期から現在に至るまでの働く環境の変化から、男性の長時間労働ではなく様々な事情を抱えた社員が働ける企業づくりが必要と語りました。

テーブル発表では「まだまだ広報の役割が分からない」「女全交についてよく理解できた」など、率直な意見が述べられました。

(有)花井養鶏場  花井 寿仁