活動報告

共同求人委員会(東海学園大学 学内合説 6月26日/夏合説 7月5日)

企業と学生の出会いの場として
~2日間で72名が来場

東海学園大学での学内合説(6月26日)

対面要望に応える

共同求人委員会では6月26日に東海学園大学との共催で「学内合同企業説明会」を、7月5日にはウインクあいちで夏の合同企業説明会を開催しました。これらの合同企業説明会(以下、合説)を合わせ会員企業37社が出展し、学生72名が来場しました。

6月21日に緊急事態宣言からまん延防止等重点措置に移行した中での開催でしたが、東海学園大学の学内合説では先生方の協力で、意欲的な学生が多く参加しました。企業側も採用を継続している割合が高く、こうした学内合説が良い出会いの場になればと考えています。

また、5月に合説を開催した時に対面での合説を望む学生の声が多かったこともあり、夏合説を急遽企画しました。そこでは、現在も就職活動に向き合っている学生が来場しました。

7月5日に行われた夏の合説には学生47名が参加

「社風」重視が最多

これまでの学生アンケートによると、会社を選ぶ上で重視することとして、「社風・雰囲気」が7割を占めていることから、対面での会社訪問や選考で社風等を見たいと望んでいることが分かります。その次に「勤務地」、「会社の将来性」が続きます。

現状を見て判断する必要もありますが、中小企業は将来のビジョンを掲げ、ありたい姿を描きながら日々経営しています。まさに今、一緒に会社を良くしていく仲間を求めている、という部分では学生から共感を得ていると感じています。

学生の悩みに寄り添う

夏合説では、オンラインでの就職活動でなかなか成果を出せない学生がいる一方で、なぜ内定をもらえたのかわからないまま就職活動を続けている学生もいて、完全に二極化している様子でした。

ブースに座る学生は、立場は違えど多くの悩みや迷いを抱えていることに変わりなく、経営者が1からアドバイスをする姿もありました。自分がやりたいことは何なのか、何が自分に向いているかなど、様々な経験を積んできたからこそ学生の悩みはさらに深くなっているようにも思えます。

9月15日には秋の合説を企画しています。そこには、もっと悩みを抱えて、身動きの取れない学生が来場することが予想されます。悩みの相談と企業への面談の場を分けることで、より学生に寄り添える機会を増やしていく予定です。