活動報告

共同求人委員会(秋合説 9月15日/ビジュアルアーツ学内合説 9月24日)

自分の可能性が広がった
~秋合説と学内合説を開催

自分に合う企業を探す学生(秋合説)

就職活動の終盤戦

秋の合同企業説明会(以下、合説)が行われ、会員企業18社が出展、13名の学生が来場しました。愛知県の緊急事態宣言が9月末まで延長となり、学生への周知が難しかったことも重なり、来場者数は思わしくない結果となりました。

ただ、来場者がたった1人であろうとも、その学生に全力で向かい合うことをモットーにしているので、満足度は高く出ました。半数の学生が平均2~3時間滞在しており、4社以上ブースを訪問しています。多い人は合説に11回も出向いており、真剣度が伝わってきました。

内々定・内定をもらっている学生も、自分に合う企業を探し求めていることが分かりました。ぜひ、働きがいの感じられる企業との出会いがあることを願っています。

すべての学生と話す機会をもらう(学内合説)

特徴を活かす

専門学校名古屋ビジュアルアーツより3年ぶりに依頼を受け、学内合同企業説明会(以下、学内合説)を開催することとなりました。

エンターテインメントとクリエイティブの総合校である同校には、音響・映像・写真を専攻している学生が多く在籍しています。本来なら就職先はイベントや音楽業界を選ぶことが多いのですが、長引くコロナ禍で、学んだことを本職にするのが難しい状況にあるといい、一般企業に切り替える学生が増えています。学生の特徴としては、チーム作業やグループ行動をすることに長けており、幅広く活躍する場が用意されている中小企業には適しているのではないかと感じます。

当日は会員企業4社が出展し、9名の学生が来場。全社を回るようにとの先生のご手配で、企業側もすべての学生と話をすることができ、満足度の高い学内合説となりました。学生のことを熟知している先生の協力があるからこそ、お互いにとって良い出会いの場となりました。

【寄稿】

キャリアサポートセンター 平松 慧一先生

この度は本校にて合同説明会を開催して頂き誠にありがとうございました。

本校の学生は各々が目指す業界に向けて勉学に励みますので、それ以外の分野について疎い傾向にあります。

価値観が多様化する昨今の社会において、特定分野のみを学ぶ危うさをどう克服するかは課題のひとつでした。

今回参加した学生からは「1日で複数企業の方とお話しでき、自分の可能性が広がったように感じた」という声も上がり、解決の糸口を見いだせたと感じます。

今後も学生へ多様な選択肢を提示し、社会で活躍できる人材の育成に努めて参りますので引き続きご協力頂けますと幸いです。