活動報告

女性経営者の会「愛彩」 対等win-winなコミュニケーションづくり(9月24日)

女全交の学びを実践につなげる

相談相手(上)から命令され納得できない相談者(下)

傾聴を阻む「12の障害」

女性経営者の会・愛彩では、今年6月に愛知で開催した女性経営者全国交流会で提案された「傾聴・共感・提案」を自社で実践するための学習会を開催しました。

はじめに対等なコミュニケーションを阻害する「12のロードブロック」をロールプレイング形式で再現し、そのあと「傾聴・共感・提案」しながらのコミュニケーションを実演しました。

12のロードブロックとは問題解決を阻害する応答で、(1)命令する、(2)警告する、(3)道を説く、(4)アドバイスする、(5)論理を使う、(6)批判する、(7)称賛する、(8)レッテルを貼る、(9)分析する、(10)安心させる、(11)質問する、(12)回避する、の12種類です。

ロールプレイングを見て、普段、私たちが社員と向き合う時に、知らず知らずのうちに社長として命令や警告をしていたり、先輩としてアドバイスしていたりと、自分にその気がなくても、結果として「ロードブロック」をやってしまっているのではないか、と思い当たることがいくつもありました。

ロールプレイで実感

一方、「傾聴・共感・提案しながらのロールプレイング」では、笑顔でコミュニケーションが進み、話題がどんどん広がっていくのを見て、改めて、対等なコミュニケーションづくりのためには「傾聴・共感・提案」が大切であることを実感しました。

実際に例を見ると、とても分かりやすかったです。簡単ではないかもしれませんが、社内のコミュニケーションに限らずいろいろな機会に実践していきたいと思います。

(株)マイ.ビジネスサービス.  村田 千世子