活動報告

協働共生委員会(5月9日)

「ハラスメント」のない会社づくりのために

協働共生委員会は毎月オンラインで開催

さまざまな「ハラスメント」を具体的に学ぶ

協働共生委員会では、誰もが働きやすい会社・誰もが幸せに暮らせる社会づくりのため、毎年さまざまなテーマで「働きやすい環境」の研究・学習を行っており、今年度は「ハラスメント」についての学習を毎月行っています。

4月は「パワハラ」、5月は「セクハラ」、6月は「マタハラ」を取り上げ、それぞれのハラスメントの定義・類型と、厚生労働省制作の学習動画を活用して、どのようなことがハラスメントに当たり、発生につながるのかの具体的事例と、防止策や対応方法について学んでいます。

また「我が社の事件簿」と題して、参加者の会社で実際に起こったハラスメント関連の事例を題材に議論し、どの会社でも起こりうるハラスメントの背景や原因、経営者としての考え方や行動について考え合う機会をつくっています。

お互いを尊重し合うことを基礎に

協働共生委員会では昨年度の人権学習を通じ、ハラスメント防止のためにまず大切なことは、お互いが相手の立場に立ち、相手を認めること、尊重し合うことであると学んできました。

折しも2020年6月に施行された「パワハラ防止法」が、今年4月より中小企業にも義務化され、各社とも具体的なハラスメント対策が重要課題となっています。

社内の制度や仕組みの整備はもちろん重要ですが、手法だけではなく、経営者として何を考え、どう行動し、社員に何を伝え、どう社員と一緒に働くかを考え、ハラスメントを起こさない社風を築き、ハラスメントのない会社をめざしていきましょう。

◎厚生労働省のハラスメント対策総合サイト「あかるい職場応援団」
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/