活動報告

高校生インターンシップ(8月2日~4日)

働く楽しさを知る

お互いが学んだ「仕事の意味」「働く楽しさ」を交流

愛知同友会事務局では、2005年から高校生インターンシップの受け入れを行っています。今年度は菊華高校から2年生3名を3日間受け入れ、「中小企業を正しく知る」「仕事の意味を考え、働く楽しさを知る」「就業観を養う」ことを目的に、座学や会員訪問と、会計処理や記事編集などの実務体験を行いました。

以下に実習生が執筆した「訪問企業の魅力・歩みたい人生」を掲載します。この3日間の経験が未来に生きることを期待します。

入出金の実務に挑戦

実習生(1)
やりがい持ち成長し続けたい

会員訪問では重機商工の城所さんにお話を聞き、城所さんの魅力を2つ感じました。1つは「自分だけでなく社員のことを考え会社を成長させていく心構え=成長無限」です。城所さんは社員さんとの距離が近く、仲が良いと思いました。

もう1つは「社員たちが仕事に向き合い、やりがいを感じ、成長できるよう職場を大切にしていきたい」です。目標に向かってどんな事ができるか相談し合えることは魅力で、職場の雰囲気からもそれを感じました。

また自分が「どんな人生を歩みたい・どんな風に働きたいか」を考えた時、城所さんが言われた「その仕事で自分がやりがいを感じられること、自分の興味があること、やり続けられること」が大切だと学びました。

実習生(2)
人のためになる仕事

事務局員の方々は口をそろえて、「社員やその家族、地域の人たちが幸せになってほしい」と言います。愛知同友会創立60周年記念の歴史動画からは、「この団体は人のために本気なんだな」と感じました。私も人のためになる仕事に憧れます。

訪問させていただいた重機商工さんは、私たちの生活に欠かせない存在で、地球と人を支えている中小企業だということがわかりました。

城所さんは「人より頑張りたい。その努力が報われる会社にしたい」「できないと思うからできない。そんな自分のリミッターをはずせばいい」というチャレンジ心にあふれる考え方を、自信を持って話されました。

人に対して本気な同友会で城所さんも勉強しているので、信頼ができ、魅力を感じました。私も城所さんのように何事にもチャレンジしていこうと思いました。

実習生(3)
段々とできる楽しさ

中小企業の魅力は身近な場所にあることだと思います。中小企業はとても多く、日本の経済を支えている、とても大きな存在であることが分かりました。

また、お話を聞いた城所さんの仕事に対する熱意が魅力だと思いました。私にとって、中小企業はとても大きな存在になりました。

実務体験は、最初はどれも難しい作業でしたが、何度もやるうちに段々とできるようになり、自信につながりました。こういった仕事を毎日やるのはとても大変で、すごいことだと実感しました。

仕事のつらさ、大変さを経験することは大切です。また仕事の楽しさも考えることで、自分の成長につながります。今回のインターンシップで学んだことを、将来働く時に生かしたいです。