活動報告

共同求人委員会(9月7日)

地域と共に歩む中小企業の姿を伝える
~企業と学校との就職懇談会

中小企業の魅力を語った6社の若手社員

中小企業の魅力とは 先輩社員が体験語る

3年連続でオンラインで開催された恒例の共同求人参加企業と学校との就職懇談会は、大学や専門学校23校、会員企業48社から総勢76名が参加して行われました。

冒頭、中部学生就職連絡協議会連合会会長の吉川剛氏(愛知大学)があいさつし、コロナ禍で引き続き苦境に立たされている学生が少なくない現状などが語られ、学校と企業の協力の重要性に触れました。

懇談会前半では会員企業6社の若手社員が「中小企業で働く魅力」について、今の会社との出合いと入社のきっかけ、現在担当している仕事内容と、実際に働くことを通じて感じている面白さや喜び、やりがいなどを語りました。

続いて、鶴田修一共同求人委員長から問題提起が行われ、愛知同友会2022ビジョンから「地域と共に歩む中小企業」をクローズアップ。鶴田氏がヒアリングを行った共同求人参加企業から、加藤設計とカネマタの地域振興・発展につなげる企業実践を紹介しました。

企業経営を通じ地域課題の解決に

鶴田氏は、2社に共通するのは「自社経営を通じて地域課題の解決に取り組んでいること」であると話します。そして、地域と企業の未来を共に創造する中小企業の存在を学生に伝えるためにも、合同企業説明会への参加呼びかけの促進と学内企業説明会の開催を訴えました。

その後のグループ討論では、学生の情報収集がインターネットに留まりがちな現在、「学内合同企業説明会や企業訪問など、中小企業と学生が直接会って交流できる取り組みが重要ではないか」などの意見が出され、学校と企業の連携強化の重要性が確認されました。