共に会社の未来をつくる
~全3講座を終え29名が終了
18社から55名の会員と社員が参加
第22期社員と学ぶ共育講座では18社から55名が参加し、全3講座を受講。このたび修了式が開催されました。
当日は受講生を代表して、すまいるサポート豊田の山下明宏氏と、同社社員の明珍広恵氏が報告しました。
同社はもともと生活サービス業のフランチャイズに加盟して事業を行っていました。ある時、山下氏は社員から会社の方針を尋ねられ、本部の方針は話せても、自社の方針が話せなかったといいます。また、経営理念を作成しても、理念とは違う行動をする社員との関係に悩みました。
同友会へ入り、学んだことを実践しようとビジョンを描いていたことから2020年に事務所を移転します。明珍氏を正社員に迎えたことをきっかけに、本気で社員と向き合う共育ちを実践していくことを決意し、本講座に参加。今後は経営理念に共感してくれる仲間を増やしていきたいと、意気込みを語りました。
共に会社をつくる
続いて、明珍氏は入社の経緯から報告。専業主婦としての子育てが落ち着き、就職活動をする中で同社の経営理念に共感して入社します。共育講座で学んだ「一歩踏み込んだ行動」をしたところ、ぶつかることはあったが以前より良好な関係が築けているといいます。「一人ひとりが会社の代表としての自覚を持ち、自ら成長したいと思える風土、生き生きと働ける環境をつくりたい」と話しました。
討論後、29名の修了生に経営者から修了証書が手渡されました。
全体を通して、経営者と共に自分たちで会社をつくっていくことについて、考える場となりました。