活動報告

女性経営者の会「愛彩」(2月24日)

女性活躍を阻んでいる要因は何か、を考える
~あなたの会社、本当にこれで満足ですか

東海財務局でのグループ討論の様子

東海財務局と3回目の意見交換会

女性経営者の会「愛彩」では、東海財務局との意見交換会をオンラインにて開催。愛知同友会から女性経営者16名、東海財務局からは職員7名、また今回初めて中部経済産業局の職員1名も参加し、総勢24名での開催となりました。

この意見交換会は、「経営者が女性であることが理由となって金融アクセス面において不利になるような事例」を国に伝えて改善していくことを目的に開催し、今回が3回目となります。

はじめに、東海財務局から所掌業務と最近の金融行政について、続いて中部経済産業局から女性活躍をとりまく現状と女性活躍推進施策について、それぞれご紹介いただきました。

その後、4つのグループに分かれて、「女性活躍を阻むものは何か」というテーマで意見交換しました。

地域に役立つ東海財務局を目指して
地域に役立つ東海財務局を目指して(東海財務局のパンフレットより)

無意識の偏見こそが原因であるケースも

意見交換の中で東海財務局から、金融庁のサイトの中の「政策オープンラボの取組」にある「スタートアップエコシステムのジェンダーダイバーシティ課題解決に向けた提案」について説明があり、説明を聞いた参加者からは、「実は女性経営者自身の側にあるアンコンシャスバイアスこそが原因になっているケースもあるのではないか」などの感想も聞かれました。

女性経営者はスモールビジネスが多いことからインボイス制度への不安や、地域の空き家問題への税制面からの提案もなされました。また、金融機関との日頃のコミュニケーションの重要性も、改めて認識できました。

生活者の視点で地域と共に歩む女性経営者が地域で活躍し続けるためにも、「愛彩」では引き続き、女性経営者が抱える課題を発信していくことも柱に据えて活動していきます。

※金融庁サイト「政策オープンラボの取組」
https://www.fsa.go.jp/common/about/kaikaku/openpolicylab/index.html

※この意見交換会を紹介している東海財務局サイト「地域連携トピックス」
https://lfb.mof.go.jp/tokai/rizai/pagetk_cnt_20230303001.html