かけがえのない「社会の一員」として
~社会人への一歩を踏み出す
新入社員143名が一堂に会する
4月1日に合同入社式が行われ、会員企業68社から143名の新入社員が参加しました。
冒頭、鶴田修一共同求人委員長が「中小企業でこれから働くことになる皆さんが、働くことをおもしろいと感じ、仕事を通して自己実現をしていくことを願っています。ぜひ自信を持って、楽しんで働いてください」と歓迎の挨拶を述べました。
先輩社員を代表して(有)パール金属の中川萌加氏より、「少しずつできるようになると自信にもつながる。初めてのことばかりで大変だと思うが、自分の成長として捉えて何事にもチャレンジしてほしい」とエールを送りました。
また、新入社員を代表して昭和鋼機(株)の黒田康成氏から「まずは隣の人と『入社おめでとう』と言い合おう。同期はかけがえのない存在。仕事では優先順位をつけながら、全力で取り組みたい」と決意表明をしました。
記念講演では、三重大学の青木雅生教授より「かけがえのない社会の一員として働き成長する」というテーマでお話しいただきました。青木先生からは、「会社に単に働きに行くだけの会社人ではなく、これから社会の一端を担っていく社会人として、活躍していただきたい」とメッセージが送られました。
3年後の目標を描く
4月2日には新入社員共育研修会が行われ、56社・117名の新入社員が参加しました。
第1講座では他己紹介で緊張をほぐし、参加者の研修への意気込みを確認しました。
第2講座では「働くとは」をテーマに(株)イクシーの生駒健二氏が、働く価値について様々な視点を持つことや、働く喜びを得るために目的に立ち返る大切さを伝えました。
第3講座では、一幸建設(株)入社5年目の船迫直也氏が登壇。不安の中でも同期が心の支えとなることや、過去に参加した研修会で「言葉でも背中でも語れる男になる」という目標を掲げ、現在は後輩の育成に使命感を持っていることなど、等身大の報告がされました。
第4講座では、1日の研修で学んだことを振り返りながら、今後の目標について経営者と語り合いました。討論の最後には、3年後の目標を色紙に書いて発表し、社会人としての決意を固めました。